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本当に知ってる?キャブレターとインジェクションの基本


昔からお腹が弱く長時間走り続けると

冷えるのか、必ず腹痛に見舞われる

トイレがないような峠とかで痛くなると

変な汗が出て、茂みにふらっと入っていきたくなる

以前友人が言っていた


「俺、本当にお前に生まれなくて良かったわ。」


FucazMENです。



今回は基本中の基本のお話。

キャブレターとインジェクションのメカニズムと特徴だ。

いつも通りサクサクいってみたい。

キャブレターとは?
キャブレターは、エンジンの爆発に必要な混合気を作る混合気器だ。
ガソリンを霧状にして空気と混ぜ合わせ、エンジン内部へ送りこんでいる。というよりも吸入されている。

エンジン内部では常にピストンが上下しており、ピストンが下に下がったとき、空気を吸い込もうとする吸入負圧という力が発生する。この吸入負圧によって、外気を導入しているわけだ。

その外気の量をスロットルによって機械的に制御しているのもキャブレターだ。

スロットルを開けたとき、スロットルバルブと呼ばれるキャブレターの内部のフタが開き、より多くの混合気がエンジン内部に流れ込み回転が上がる仕組みになっている。

なんで動力源がないのにガソリンを噴射できるのってことなんだけど、

スロットルバルブが開くとキャブ内の空気の通り道(メインボア内)は吸入負圧によって負圧になる。
ガスの供給系は片側が大気圧になっており、負圧が生じると、大気圧より圧力が低いために、ガスが吸い上げられメインボア内にガスが噴射されるという仕組み。

メリット
・整備性が良い!
電子制御されたインジェクションに比べて、自分でできることが多い。

これは万が一の故障の時にも自分でなんとかする余地があることや、交換部品も安価なためトータルでコストは安くなる場合もある。電気的なトラブルがないのも魅力。

・味がある!
最近のインジェクションは出来が素晴らしいので、キャブの優位性は消滅しかけているが、強いて言うなら味!

腕時計のような精密なアナログ職人魂。造形美、音、自分でいじる楽しさ、まとめて味。
良い味出してます。

デメリット
・天候・環境による変化に弱い…
機械的にスロットルバルブを開け閉めしているだけに気圧の低いところに行ったりすると空気が薄くなり、パワーダウンする。環境の変化に合わせて人間が調節してやる必要があるのだ。

・燃費が悪い…
乱暴な言い方をするとキャブによる燃料噴射はとにかくファジーなのだ。
電子制御によるきめ細やかな燃料噴射にはかなわない。


次!インジェクション!

インジェクションとは?
フューエルインジェクションシステム。FIなんて表示があれば、インジェクションだ。
燃料供給装置という意味ではインジェクションもキャブレターと同じだ。

しかし、吸入負圧で燃料を供給するキャブレターに対して、電気的な動作をする噴霧器(インジェクター)を使い、強制的にエンジン内部に燃料を噴射しているのだ。

エンジン各部に取り付けられたセンサーでエンジンの状態を検出し、必要な燃料の量を計算してくれるので、非常に細かな制御が可能となる。

四輪ではもはや当たり前だったのだが、バイクでは、コストの面や妨害電波を拾ってしまう、トルク特性が不自然でドンツキがある、などの問題もあり、少し前まではキャブが主流だった。
しかし、電子技術や生産技術の進歩によってそれらをクリアし、今ではバイクもインジェクションが当たり前になった。

メリット
・抜群の安定性!
気温、湿度、エンジン内の温度など様々な要素から最適な混合比を導き出すため、
始動性が良く、高所だろうが真冬だろうが常に安定した性能を発揮することができる。

・燃費が良い!
噴射量を電子制御しているため、必要な量を必要なだけ噴射するためにキャブレターに比べると燃費が良い。

・環境に良い!
エンジンは空気とガソリンのバランスが崩れると、排気ガスの濃度が濃くなり環境性能が悪化してしまう。
無駄のない混合気は排気ガスもクリーン。

デメリット
・整備性が悪い…
電子部品なので、壊れてしまうと試合終了に近い。その場での修理は困難。キャブのように自分で分解、清掃、調節などがインジェクションではできない。

・高い…
だいぶ安くなってきたといっても、コストの面ではキャブのほうが優る。



以上が簡単なキャブレターとインジェクションの紹介でした〜


ここまでインジェクションが一般的になり、コンピューターのプログラム変更などが積極的に行われている現在、性能面でキャブレターがインジェクションに勝るところは、正直ないと思う。

それだけ、インジェクションとは合理的な装置なのだ。

しかし、バイク乗りとは、ときにわざわざ不便で手間のかかるものをかわいがったりする生き物なのだ。

キャブ車はFI車に比べると手間はかかるし、いくら調整してもすべてのシーンで100点は絶対にありえない。

だから楽しい。

だからのめり込む。

そんなふうに思っている人ももたくさんいるわけで。


インジェクションだってとっつきづらいけど、のめり込めばかなり楽しい。

マップの変更やフルコン制御などやれることは死ぬほどあったりするのだ。

どっちが好きかは個人の自由。

バイクはその人を映す鏡。

バイクそれぞれ。

人それぞれ。



posted by FucazMEN | Comment(4) | TrackBack(0) | 吸気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どっちが好きかは個人の自由。
バイクはその人を映す鏡。
バイクそれぞれ。
人それぞれ。
-----------------------
私、乗るだけの人!(整備めんどっち)

FI車にする! ^^v
Posted by 単車乗泰三 at 2013年12月19日 03:20
とても判りやすいご説明、本当にありがとうございました!
全く判らなかった違いが、今では普通の人くらいのレベルになりました!
Posted by 松坂 at 2014年09月19日 06:36
拝見させていただきました。
私は4輪のキャブ車乗りですが、手のかかる子ほど可愛いという点では2輪も4輪も同じですね(笑)
Posted by at 2016年06月20日 11:46
いや、よく分かりました。
今まで「何となく分かっていた」つもりだったが、実は「全く理解していなかった」ということなんだと気がつきました。
良い記事です。
Posted by 巽 寛 at 2017年01月05日 23:53
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